地域別おすすめ包茎手術クリニック一覧

包茎手術は保険適用される？保険適用手術で後悔した人たちの口コミ一覧

包茎手術に関する疑問・口コミ

包茎手術は保険が適用されるのでしょうか？

結論からいうと保険は適用されます。

しかし、包茎だからといって全ての手術に保険適用されるわけではありません。

症状や手術を受ける場所によって保険適用がされるかどうかが変わってきます。

また、保険適用をされる場合、大きなデメリットもあるのでそれも必ず考慮した上で保険適用での包茎手術を検討してください。

こちらの記事では包茎手術と保険に関する知っておくべき基礎知識や安く包茎手術を受けられる方法を紹介します。

 そもそも包茎手術で保険が適用されるのはどんなケース？

包茎手術に限らず、保険適用がされるケースは、重度な症状で、普段の私生活や生命、健康に支障を及ぼすと判断された場合に適用されます。

包茎手術は美容目的や個人的な希望によるものなので、普段の私生活や生命や健康に直接影響を及ぼす危険性がないため、基本的には保険が適用されません。

しかし、症状によっては支障を来す判断され、保険適用ができるのです。

では、どんな症状の場合に保険適用がされるのでしょうか？

包茎手術はどんな症状に保険が適用されるの？

保険適用される包茎の症状は「真性包茎」か「嵌頓包茎」だけとされています。

つまり仮性包茎は保険適用されません。

真性包茎は包皮が常に被った状態で、包皮内が不衛生になりやすい、また皮が常に被っているので性行為も難しく、機能的な面で支障を来しているため、真性包茎は保険適用になるケースが多いのです。

嵌頓包茎は、剥けてはいますが、無理に皮を剥いてしまうと亀頭や陰茎を締め付けてしまいます。その状態のまま放置すると細胞が壊死する恐れがあり、早急な手術が必要と判断されるため保険適用になる可能性があります。

「仮性包茎」は自分で剥くことができ、機能的には問題はないと判断されています。

主に仮性包茎の手術は見た目の改善や美容目的のために受ける場合が多いので、保険適用は無理だと考えた方がいいでしょう。

「真性包茎」か「嵌頓包茎」でも保険適用されるかどうかは医師の判断によって決まります。

さらに、真性包茎か嵌頓包茎であればどこでも保険適用されるとは限りません。

事前にホームページを見たり、医師の診察を受け、保険適用されるかどうか確認をとりましょう。

保険適用される包茎手術の注意点

保険適用される包茎手術を受けられるのは、泌尿器科です。

なぜなら、泌尿器科は病院であり、病気や怪我などの損なわれた箇所を治すのが目的だからです。

一方で、包茎専門クリニックは見た目や美容目的のため治療を行うため、保険適用はされません。

また、保険適用される包茎手術の方法は背面切開術と環状切除術で、手術方法が限られています。

2つともシンプルな手術方法で、機能面の改善が目的であるため、保険適用されます。

機能面の改善が目的であるため、基本的に見た目は重視しない手術だということを認識しておきましょう。

どの医療保険が包茎手術を保険でカバーできるのか？

包茎手術をカバーしている医療保険としては、一例として社会保険、国民健康保険、損害保険などがあります。

包茎手術自体が美容整形に分類されるケースが多いので、保険が適用されない可能性があります。

それぞれの保険会社によって保険でカバーできる範囲が異なるため、詳細は各保険会社に確認する必要があります。

包茎手術の保険対象クリニックの選び方

包茎手術の保険対象クリニックを選ぶ時に、保険適用されるクリニックや病院を探すために、まずネットや電話を用いてリサーチするかと思います。

しかし、ここでやってはいけないのが、保険適用されるところが見つかったからといって即決しないことです。

その病院が「安い」「近い」という理由でつい即決してしまうかもしれませんが、保険適用される包茎手術は、見た目を重視しないケースが多いのです。仕上がりがひどいと精神的なショックも大きく、再度手術を受けると無駄な出費にも繋がります。

そうならないためにも、カウンセリングの時にどの医者が自分の手術を担当するのかを必ず確認しましょう。

そして、可能であれば担当医の過去の包茎手術の症例を見せてもらい、自身でも担当医の経歴や実績をリサーチしておきましょう。

術後の仕上がりがどうなるのかも聞き、少しでも不安があるのであれば、そこで手術を受けるのは避けた方がいいでしょう。

保険を適用して包茎手術をした人の口コミ

では、実際に保険適用された包茎手術を受けた人たちはどんな経験をしてきたのでしょうか？

参考として保険適用の包茎手術を受けた人たちの口コミを見てみましょう。

 

包茎手術を受ける病院によって金額は変わってきますが、保険適用されると10,000円〜20,000円の価格帯で受けられるようで、場所によっては10,000円以下で手術を受けた人もいました。

包茎専門クリニックで包茎手術を受けると200,000円〜300,000円ほどかかるため、保険適用されるとどれだけ安く手術を受けられるかがわかります。

しかし、圧倒的に見た目は問題があるようで、歪な形になってしまったという意見が多いように感じます。

やはり保険はあくまで機能・健康面での包茎手術であり、見た目を意識した手術ではないということが容易にわかります。

女性に見られることを気にする方は、保険が適用できたとしても別の問題があると言えます。

 包茎手術の保険適用と自己負担額の計算方法

包茎手術で保険適用される手術方法は背面切開術と環状切除術です。

背面切開術と環状切除術の診療報酬点数は

背面切開術：830点

環状切除術：2,040点

となります。

診療報酬点数×10＝割引額です。

つまりこの場合背面切開術だと

830点×10＝8,300円が割引額。

環状切除術だと

2,040点×10＝20,400円が割引額となります。

包茎手術の全額が50,000円だとしたら

背面切開術：50,000円−8,300円＝41,700円

環状切除術：50,000円−20,400円＝29,600円

よって、背面切開術だと8,300円が保険適用の割引額、41,700円が自己負担額。

環状切除術だと20,400円が保険適用の割引額、20,400円が自己負担額。

という計算になります。

保険適用の包茎手術を受ける際のデメリット

保険適用の包茎手術を受けると、もちろん通常で手術するよりも格段に安いというメリットもありますが、安さと泌尿器科限定という条件ゆえ、デメリットもあります。

保険適用で包茎手術を受ける際のデメリットは以下の4点になります。

 見た目

上記の口コミでも多かったのですが、保険適用の包茎手術を受けた後に後悔するケースとして多いのは見た目の仕上がりです。

保険適用で手術を受ける人は、「包茎が治ればいい」と考えてしまいがちです。

しかも安ければなおさらです。

「ツートンカラーになっても意外とバレない」、「小さい傷跡くらいなら大丈夫」などと楽観的に考えて保険適用の手術を行ってしまう人もいるかもしれません。

しかし、実際は「少しくらいだからバレない」程度では済まないケースも多いです。

遠目から見ても違和感のあるツートンカラーになってしまったり、思わず目を引くほど大きな傷跡が残ってしまうことも少なくないのです。

何度も言いますが、包茎手術は原則一生に一度なので、見た目を気にされる方は本当に保険適用でいいかしっかり検討してみることをおススメします。

 術後の違和感

保険適用される包茎手術の方法である「背面切開術」と「環状切除術」は包茎手術の方法の中でも基本的に難易度が低い手術方法です。

そのため、院長先生や専門医ではなく、研修医が手術を担当することがあります。

手術の腕は他の医師に比べて低い場合が多いので、包皮を切りすぎたり、逆に残しすぎてしまう可能性があります。

そうなると、術後にひきつったり、余分な包皮がはみ出るといった違和感が残ってしまうこともあります。

手術の予約が取りづらい

保険適応になる総合病院の泌尿器科では、包茎以外にも手術すべき病気が多いです。

そのため、いつ手術室が空くか分からないので、手術室が空くまで待つ必要がある場合もあります。

すぐに手術を受けたくても何週間も待たなければならない可能性があります。

入院しなければならない可能性もある

保険適用の手術を行う場合、システムの関係上、入院が必要となる場合があります。

保険適用される包茎手術は安いので、病院にとって収益がとても少ないです。

入院費を計上することで赤字を防ぐ病院もあるため、2〜3日は入院が必須で、時間を拘束される可能性もあります。

保険適用されるかどうかの判断方法症状のライン

先に述べた通り、「真性包茎」と「嵌頓包茎」の症状であれば保険適用で包茎手術が受けられます。

では、そもそも「真性包茎」・「嵌頓包茎」とはどのような症状なのでしょうか？

特に、保険適用されない「仮性包茎」と保険適用される「真性包茎」ではパッと見た感じの見た目は似ていることがあるので、あらかじめ知っておいた方がいいでしょう。

 

仮性包茎　　　　　　　　真性包茎　　　　　　　     嵌頓包茎

・自分で向ける            ・自分で剥けない　　         ・包皮の締め付けがある

・剥いた時に痛みがない　　・剥こうとすると痛みがある   ・包皮がめくれている

引用：https://www.men-o.com/hokei/kind_ph.html

それぞれの特徴を簡潔に説明すると、

仮性包茎：平常時も勃起時も自分で剥いて亀頭を露出できる。剥いた時に痛みがない。

真性包茎：平常時も勃起時も自分で剥くことができず、剥こうとすると痛みを伴う。

嵌頓包茎：亀頭の下部分が包皮によって締め付けられている状態。

となります。

しかし、仮性包茎でも、通常時に完全に皮が被っている形状もあります。

自分で皮を剥くことができるけど完全に皮が被っている仮性包茎と、包皮口がそこまで狭くない真性包茎では、通常時の見た目では判断がしづらいです。

しかし、仮性包茎と真性包茎の大きな違いは「勃起時の見た目」と「痛み」です。

引用：https://www.satsuki-clinic.jp/kasei_houkei/

図のように、仮性包茎は勃起した時に亀頭が見えます。剥いた時や剥けた状態でも痛みがありません。

しかし、真性包茎の場合、勃起時でも皮が被っています。

さらに、自分で剥くこともできず、無理に剝こうとすれば痛みを伴います。

一方で、嵌頓包茎は、真性包茎の人が包皮を無理に剥いて亀頭を露出したため、亀頭の下部分が包皮によって締め付けられています。

亀頭の下で包皮がめくれているので、見た目の判断はしやすいかと思います。

 給付金をもらえる？

抜歯だと入院を伴わない手術であれば給付金の対象になるという保険会社もありますが、包茎手術で給付金を受け取れたという例はありません。

包茎手術は現時点では先進医療の分類ではないため、給付金対象である可能性は極めて低いです。

しかし、包茎手術に関する給付金対象の条件を公に公表していないだけで、条件によっては給付金対象になる可能性があります。

ダメ元で加入している生命保険、医療保険の会社に給付金対象か聞いてみるのもアリかもしれません。

 まとめ

包茎手術を保険適用で受けるためには症状や場所などの条件があります。

保険適用で手術を受ける手続きや条件などの詳細は病院や保険会社に確認をしてください。

保険適用の包茎手術は安く手術を受けられる反面、入院しなければならなかったり、仕上がりが良くない可能性もあります。

あとで後悔しないためにも、きちんと事前にリサーチをしてから手術をする場所を選んだ方がいいでしょう。